北風が吹き雪がちらつく1122(いい夫婦の日)


今夜は満月です。

晴れていれば、お月見日和ですね。秋のラストチャンスです。

11/22の今日は、暦の上では「小雪」です。

「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。立冬(11/7)から数えて15日目頃です。木々の葉が落ち、山には初雪が始める頃ですが、まだ雪はそれほど多くないことから「小雪」と言われ、冬の入口にあたります。

昔から、お世話になった方々へ感謝の気持ちを贈る、お歳暮の準備を始める時期の目安になりました。

三連休のご予定は皆さんいかがでしょうか?

明日23日の「勤労感謝の日」は今朝よりも気温が下がり北よりの風が吹くそうです。

冬物コートでしっかり準備をするのが良さそうです。

また各行楽地では混雑が予想されていますので、交通機関のチェックと休憩場所のチェックをお忘れなく♪

北の風といえば、そろそろ今年の「木枯らし1号」が吹きそうです!

木枯らしとは、「秋から初冬にかけて吹く、強くて冷たい風」のことを言い、木の葉を散らして「木を吹き枯らす」ことから木枯らしと呼ばれます。

木枯らしは「凩」と書くこともあります。

皆さんもよくご存知の冬の童謡に木枯らしが登場しています。

たきび

かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている

さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい

こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいてく

木枯らし自体は冬型の気圧配置ですので、全国の太平洋側に吹く北風ですが、「木枯らし1号」の発表がされるのは、「東京地方」と「近畿地方」のみです。

気象庁によると東京と近畿の「木枯らし1号」の定義は少しだけ異なっています。

【共通定義】  季節が秋から冬へと変わる時期に、初めて吹く北よりの強い風

【東京地方】             【近畿地方】

1:10月半ばから11月末までの期間。   1:霜降(10/23)〜冬至(12/22)まで。

2:気圧配置が西高東低の冬型。     2:気圧配置が西高東低の冬型。

3:風向が西北西〜北。         3:風向きが北寄りの西北西〜東北東。

4:最大風速がおおむね8m/s以上。     4:最大風速8m/s以上。

何で東京と近畿のみの発表なの〜?と疑問に思いますよね。

木枯らしの定義に合う風が吹く地域であること、人口が多いこと、その地域に住む人の話題にあがることなどから、木枯らし1号の発表は東京地方と近畿地方なのだそうです。


木枯らし1号が発生しなかった年もありました。

東京地方では、1977年や1979年などには発生しておらず、近畿地方では、1992年に発表がありませんでした。

木枯らし1号が吹いた後には、「乾燥、火の元、風邪やウイルス」などにお気を付けください。

また、11/22は、ゴロ合わせで「11月22日=いいふうふ=いい夫婦の日」でもあります。

この日に合わせて、明治安田生命保険が発表した調査では『4人に3人が、夫婦関係は「円満」と感じている』との結果が出たそうです。

コミュニケーションが苦手と言われる日本人ですが、この結果を見る限り、日本の夫婦仲は良さそうです。

しかしながら・・・・・・「生まれ変わっても同じ相手と結婚」をしたい人は、42.6%と残念ながら半分に満たなかったそうです。

欧米と比べ、コミュニケーション力はまだまだお互いに鍛える必要がありそうですね。

暦の上で「小雪」は冬の序盤、雪がちらつき寒さが増してきましたが、夫婦仲はいつまでも暖かいことを願います☆

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