間もなく最も短いお昼です☆


そろそろ近くなって参りました。
間もなくクリスマスです☆

都内や近郊のあちこちではクリスマスのイベントがあります。
お出かけの際は、暖かい格好で温度調節のしやすいマフラーや帽子、手袋、カイロなどのアイテムを有効活用して下さい。

間もなく22日(土)は、二十四節気のひとつ「冬至(とうじ)」です!
冬至は一年でお昼が最も「みじかい」日=太陽が出ている時間が短い日=日照時間が短い日です。冬至と言う場合、当日のみを指すことが多いですが、本来は約15日間の期間を意味します。

天文学的には、太陽が通る経路である黄経(こうけい)が270°に達する時、その瞬間を「冬至」と呼び、冬至の瞬間を含む日を「冬至日(とうじび)」とも言います。

お昼頃に太陽が真南に位置するとき、地平線からの高さが最も高くなります。
これを「南中(なんちゅう)」と呼びます。

北緯35°の東京では、夏至の日の太陽の南中高度は78°になり、冬至の日には32°になるので、46°もの差があります。

78°と32°の角度にカットしてミックスピザを思い浮かべてみて下さい。
かなりの差があります!

太陽が最も天球上の南である「冬至点」に来る「瞬間」、この日は一年で太陽南中高度がもっとも低くなるため、昼の時間が一番短く、逆に夜が一番長〜くなります。
冬至は、多くは12月22日の前後となりますが、太陽が通る経路が270°の時が冬至とされるため、地球が太陽の周りを楕円軌道で回っているなどの理由で、毎年同じ日とはなりません。

冬至には、ゆず湯に入って、かぼちゃを食べる風習があります。
ゆず湯は血行が良くなり冷えた身体が温まるため、風邪を予防し皮膚を強くする効果があるそうです。
かぼちゃには、ビタミンEやβカロテンが豊富に含まれるので肌や粘膜を丈夫にし、抵抗力を高められるため、冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われます。

美肌効果もバッチリです!
皆さんはどうやって食べますか?

「冬至」の日の日の出は、札幌で7:03頃、日没は16:04頃、昼間の長さは約9時間です。
東京の日の出は6:47頃、日没は16:32頃で、昼間の長さは約9時間45分となります。
那覇の日の出は7:12頃、日の入りは17:44頃で、昼間の長さは約10時間30分にもなります。
冬至の頃は北に行くほど昼間の長さが短くなります。

冬至とは逆の「夏至」では、
東京の日の日の出は4:24頃、日没は19:01頃で、昼間の長さは約14時間35分となり、
「冬至」の日と比べると『約4時間50分』もお昼の時間が長くなります。
北海道では何と、冬至と夏至の日では『約6時間30分』もの差があります!
6時間も昼間が長ければ、いろんな事が出来そうですね。

さて、間もなく続きですが、2〜3日後、【こぐま座流星群】の活動が極大となります。

出現数こそは少ないですが、
突発的に活動することがある流星群として有名な流星群です。

極大の頃がちょうど、最も夜が長い「冬至」ですから、
冬の夜長を「夜空の観察」をして過ごしてみてはいかがでしょうか。

ただ残念ながら、23日(日)のこの日は、満月が一晩中明るく輝いているため、
流れ星はあまり見えないかもしれません。

流星の出現数は1時間あたりに最大でも5個くらいと思われます。
予測極大時刻は6時ごろとされ、23日の未明から明け方が見ごろとなります。

冬の大三角やオリオン座、おおいぬ座、ふたご座、おうし座などや
春の星座を探してみたりしている間に運が良けれ、流星が見えるかもしれませんよ☆