クッキー、マカロン、キャンディ、ケーキ、
キャラメル、プリン、マドレーヌ、
ゼリー、フィナンシェ、バウムクーヘン、
お団子、煎餅、かりんとう、etc.
【White Day!!】


関東地方の「春一番」は、先週末の3月9日(土)でした。
今朝は肌寒いく風が冷たいのでマフラーが必要です。

朝、北海道の白い恋人の大きな袋を抱えた会社員を見かけました。
でもお土産にしては大量な箱のような・・・・・・
あ!もしかして、ホワイトデーのお菓子ですね!という場面がありました。

そうです、本日はホワイトデーです!

ホワイトデーは「日本生まれ」のイベントです。
中国や台湾、韓国などの一部のアジア地域でも見られます。

ホワイトデーは「バレンタインデーのお返しをする日」として設けられました。
日本でホワイトデーが始まるまでは、女性の間では、
「男性にはバレンタインデーがあるのに、女性のための日がない」という意見や、
男性の間では「女性にお返しをする日があるといいのに」といった意見がありました。
そこで、こういう風潮に目をつけた製菓業界がホワイトデーを設定したのです。

2月のバレンタインデーに貰ったチョコレートのお返しの贈り物として、
ひと月後の3月14日に何を返すか。

同じチョコレートを返してもつまらない(チョコレートばっかりでは、製菓業界としてもイマイチ芸が無い・・・?)ということで、キャンディやマシュマロ、ビスケットを贈ってはどうか、と1980年ごろにお菓子業界が販売をし始めました。
起源については諸説あるようですが、よく知られているものとしては、全国飴菓子工業協同組合(全飴協)が制定したというものです。

2月の「バレンタインデー」は、3世紀のローマ帝国に実在したキリスト教司祭かつ医師の聖バレンタイン(ローマ読みでは、バレンティヌス)が起源と言われています。

時のローマ皇帝クラウディウス2世は、兵士が家族を恋しがって軍の士気が低下しないようにと言う理由で、兵士たちの恋愛による結婚を禁止していました。

聖バレンタインは、結婚を望む兵士たちにこっそりと手を貸し、密かに結婚式をとり行なっていました。

これが皇帝の知るところとなり、さらにローマ帝国内で高まるキリスト教迫害の傾向もあり、ついに269年2月14日に処刑されてしまいました。
処刑される前、女性に宛てた手紙に “From Your Valentine” と書き残したと伝えられています。

これ以外にも、イタリアのテルニという場所に同名の司祭がおり、この人物こそがバレンタインデーの起源だという説もあります。
バレンタインデーは、殉死した聖バレンタインを記念して設けられました。

それからひと月後の3月14日、密かに結婚式を行ったその男女は改めて二人の永遠の愛を誓い合ったということです。
この日を記念したのが「3月14日」でした。
このお話はヨーロッパをはじめ世界中の多くの人々に語り継がれてきています。

バレンタインデーのお返しとしてのホワイトデーは日本生まれです。

また、今日は、「忠臣蔵」に関係する日でもあります。
ちょうど318年前、1701年(元禄14年)の今朝、江戸城松の廊下(まつのろうか)で、播州赤穂藩主 浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が、高家 吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしなか)に斬りつけるという、松の廊下の刃傷事件が起きた日です。

この事件は5代将軍綱吉の怒りを呼び、内匠頭はこの日の夜に切腹となりました。
そして、この日の刃傷事件が発端となり、1703年(元禄15年)の12月14日の夜に起こった家臣たちに四十七士による仇討ち事件、「赤穂事件」起きました。

この他にも今日は、3月14日=「3.14」=「円周率の日」=「数学の日」でもあります。

そして、「国際結婚の日」でもあります。
明治政府が1873年(明治6年)に国際結婚を認めるとの布告を出した日です。日本で国際結婚が認められて、今年で146年目です。
これに比べると製菓業界の思惑で制定した「ホワイトデー」はまだ40年くらいの歴史ですから、新しい記念日です。

バレンタインデーはチョコレート関連のお菓子が多いですが、
ホワイトデーは色んなお菓子がたくさんあって、より楽しいですね!

チョコレート同様、買い過ぎ、食べ過ぎにはご注意下さい☆