眠っている間に寒くならないと
目が覚めないんです!!


花粉が本格的に舞い始めてきました。
春は楽しいことがいっぱい!
のはずなのに、思い切り楽しめない方もいるかもしれません。

昨日6日(水)は暦の上では、「啓蟄(けいちつ)」でした。
虫たちは土の中で春の気配を感じ顔を出したのでしょうか?

本日7日(木)は、「3(さ)か7(な)」 = 「魚の日」、
そして「3(さ)う7(な)」 = 「サウナの日」だそうです。
明日の8日(金)は、「3(さ)8(ば)」 = 「サバの日」だそうですよ。

雨が続いた後は、やっと洗濯が出来る〜!と嬉しいですが、
洗濯物を干すにもお天気情報 +【大気の状態】チェックが欠かせなくなりました。
日中に比べ早朝は花粉の飛散量が少ないそうですが、朝は何かと忙しいものですね。

また黄砂やPM2.5など偏西風に乗ってやってくる微粒子たちも気になります。
衣類乾燥機のあるお家には無縁のお悩みかもしれません。

予報では、今年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、3/17(日)頃、福岡からのスタートだそうです!名古屋は3/19(火)、東京は3/21(木)、大阪は3/23(土)、仙台は4/4(木)あたりの予報です。
今年の桜は、平年より早く咲く所が多くなるようです。

今年の冬は日本付近に寒気が流れ込み難い状態が続いていた為、暖冬とされています。

このため、【休眠打破】が鈍く、花芽の成長のスピードは遅めとみられています。

春に咲く桜の「花芽(はなめ)」は夏の間に形成されます。
そして、その後はそれ以上は生成されずに、一旦は「休眠」という状態になります。
「休眠」に入った「花芽」は、冬の間に一定期間「低温」にさらされると、眠りから覚め「開花」の準備を始めます。
これを【休眠打破】と呼びます。

その後の春の気温の上昇と共に「花芽」は成長をして「開花」します。
冬が暖かすぎると春先の気温が高くても開花が遅れることがあるのはこのためです。
桜の開花予報の上での大きなポイントは、前年の秋から冬にかけての気温+春先の気温ということになります。

日本の桜が美しいと呼ばれるのは、四季があってこそなのですね。
とは言え、年々厳しくなる夏の酷暑や台風による塩害や大雨の被害など、
人や動植物にとっても厳しい気候が続いています。
近い将来、温暖湿潤気候の日本は亜熱帯気候へと変わり、
日本から四季がなくなってしまうかもしれません。
四季折々の楽しみがなくなってしまうと寂しいですね。

今年の2月前半は強い寒気が流れ込んで気温が低い日も多くありました。
それ以降は気温が高くなっていて3月も高温傾向が続く見込みです。
よって、桜の開花も平年よりは早くなる予想です。
しかし、暖冬の影響で「休眠打破」が鈍いため昨年のような記録的な早さにはならないと言われています。

関東南部の一部では今月末にはお花見が可能となります!
各地の満開の桜が待ち遠しいですね。
夜はまだ冷えますので、お出かけの際は防寒や乾燥対策をお忘れなく〜。

以前は、桜の開花予想は「気象庁」の担当でした。
2009年以降は民間会社へ業務を開放したために、様々な企業が桜の開花予想を行うようになりました。
あちこちのサイトで桜の開花や満開の予想の日付がすこ〜しずつズレていることがあるのはこのためです。

開花や満開の予測はどのように決まるのでしょう?
答えは「目視」です。
実際に桜の木を見て、蕾の状態から判断をします。
そして、過去のデータと照らし合わせて予想をしていきます。
実際は地道な作業なのですね。

気象庁の場合は、開花日・満開日の基準については、全国各地に定めている「標本木」の状態を見て判断します。

標本木で【5~6輪以上の花が咲いた状態】となった最初の日が開花日、
標本木で【80%以上のつぼみが開いた状態】となった最初の日が満開日です。

民間企業では、気象庁の標本木以外にも、基準となる木を増やして観測を行ったりしていますが、基本はほぼ同じ手順だそうです。

桜の開花・満開情報は、お天気と共にこまめにチェックを☆
そして、チャンスを逃さず、2019年のお花見を楽しみましょう!!!