「春分の日」、都内で桜が開花しました!
今週はお花見&夜桜のチャンスですね。
都内のお花見スポットの人気ランキングでは、先月にOPENした川沿いの高級スタバで話題となった「目黒川」や、美術館、博物館、動物園なども楽しめる「上野恩賜公園」が上位に入っています。
人気の上位10箇所(50音順)はこちら。
●飛鳥山公園 (北区)
●井の頭恩賜公園 (武蔵野市)
●上野恩賜公園 (台東区)
●新宿御苑 (新宿)
●隅田公園 (墨田区)
●千鳥ヶ淵公園 (千代田区)
●日比谷公園 (千代田区)
●目黒川 (目黒区)
●代々木公園 (渋谷区)
●六義園 (文京区)
みなさんはどちらへ行きますか?
週末にかけて、お天気が少し不安になってきましたので、折りたたみ傘や、羽織れるものを持って行くのがオススメです。
今週は都内の風が比較的強いので、もしかすると桜吹雪になるかもしれませんね☆
3/21(祝)は「春分の日」でした。
「自然をたたえ生物を慈しむ日」として国民の祝日とされています。
この日は昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
この日を境に少しずつ陽が延びていきます。また、春分の日はお彼岸(おひがん)の中日でもあるので、前後3日間を春彼岸と呼び、先祖のお墓参りをする習慣があります。
「昼と夜の長さが同じになる」と言われますが、実際にはすこ〜しズレているんです。
春分の日は「春分日」が属する日とされています。では春分日とはなんでしょうか?
【太陽が春分点(0h)を通過する瞬間を含む日】です。
2019年の3月21日の日の出時刻は、5:44でした。
この日の日の入り時刻は17:53です。
すると昼間の時間は「12時間9分」、
夜の時間は「11時間51分」となります。
すこ〜し「昼」の時間の方が長いですね。
「18分」昼の時間が長くあります。
太陽が真東から昇って真西に沈むならば、昼夜が同じになるはずなのに、
何故ズレているのでしょう??
それは、「日の出」と「日の入り」の定義が原因のひとつです。
「日の出」は太陽の上の縁(ふち)が地平線に接した瞬間と決められています。
イメージとしては、プールの底に潜っている時、水面を地平線とすると、浮上するときに頭が水面に触れた瞬間が「日の出」です。
1月1日の「初日の出」も太陽が完全に昇って見える前、つまり縁である頭が顔を出した瞬間にわっ!と歓声があがりますよね。
「日の入り」は、太陽の最後の縁(ふち)が地平線に沈んで完全に見えなくなった瞬間と定義がされています。太陽の最初の縁が触れた瞬間ではありません。
プールに飛び込んだ時に足先が水面に触れたときでは無く、最後に頭が水面に触れて潜った瞬間が「日の入り」です。
「昼」の定義は、「日の出〜日の入り」までの時間ですので、「日の出」の時に太陽の半径の分、「日の入り」の時にも太陽の半径の分、合わせてちょうど太陽1個分の「昼」が長くなります。
「昼」の時間が長くなるもう原因のひとつは、大気の屈折です。
地平線の付近にある太陽からの光は、大気中を通過する際に屈折して私たちに届くので、
実際には【まだ】地平線の下にある太陽が、見かけ上、地平線の上に浮き上がって見える現象です。これを「大気差」と呼びます。
大気差は、大気の状態や季節などによって多少、量に差はありますが、約太陽1個分ほどですので、「日の出」と「日の入」と合わせて太陽2個分ほど昼が長くなります。