2018年もあと4日となりました。
今年の戌年はいかがでしたでしょうか??
「戌年」の今年は「食べ物に困らない・道に迷わない・堅実で真面目」と言った特徴のある年だったのですが、振り返ってみて思い当たることはありますでしょうか。
2019年の「亥年」はどんな年になるでしょう。
ぼたん鍋と呼ばれる猪(いのしし)のお鍋を食べたことがある方もいらっしゃるかもれませんが、猪のお肉は「万病の予防に効く」と言われています。
このことから亥年には「無病息災」の象徴の年、病気になりにくい年とされています。
また、田の神や作物の神とも言われています。
無病息災の年とは言われていますが、年始からも早々に家事や勉強、仕事に忙しい日本人には特に、無理や無茶は禁物です。
寒波の影響で、明日以降から年末は各地で猛吹雪の予報となっており、帰省ラッシュの30日頃まで強い換気が流れ込むそうです。
混雑時はどこで何が起こるか分かりませんので、お出掛けや帰省の際にはご自分だけでなく、普段以上に周辺環境の安全にご注意下さい。
ところで、猪(いのしし)が「猪突猛進(ちょとつもうしん)」と言われるのは、
「早く走りすぎてしまったからだ」、とも言われています。
昔々、「1月1日、元日の朝に挨拶に来た12番目までの動物を、毎年交代でリーダーとする」と神様がおふれを出しました。
動物たちは前の晩や朝から神様のもとへと出発し、そして1月1日の元日に十二支で最初に神様のもとに到着したのは牛でした。
しかし、その牛(うし)の背に乗っていた鼠(ねずみ)が先にぴょんっと飛び降りて、1番最初に神様に挨拶をしたことから、十二支の1番最初になったというお話があります。
このとき最後の12番目に到着した猪(いのしし)ですが、実は、順番としては「1番最初に到着をしていた」のです!
あれ?じゃ〜どうして12番目になってしまったの〜?と思いますよね。理由があります。
猪(いのしし)は確かに1番に到着していましたが、「まっすぐにしか走れなかった」ことから、なんと神様のところを「通り過ぎて」しまい、結果的に最後の12番目となってしまったからなのです。ちょっとかわいそうな気になりますね。
「猪突猛進(ちょとつもうしん)」と呼ばれる四字熟語の「猪突」とは、「真っ直ぐ猪が突き進む」という意味を表します。「猛進」は「猛烈な勢いで進む」という意味です。猪は、一度走り出すとまっすぐにしか走れず、簡単に曲がることができない動物と考えられていました。周りの状況を見ないでひたすら行動するという、その習性から、この熟語が生まれました。
しかし、実はそれは誤解だそうで、猪は走っている時も方向転換ができる動物らしいのです。人間に好き勝手に言われて、四字熟語や十二支のお話にまでなってしまった猪ですが、来年は主役です!「猪突猛進」ではなく、「無病息災」の方でぜひ頑張って欲しいですね☆
さて、新年早々に大きな天文イベントが2つやって来ます。
【しぶんぎ座流星群】と【部分日食】です!!
少し前に、ふたご座流星群、ペルセウス座流星群、しぶんぎ座流星群の3つで三大流星群と呼ばれているという紹介をしましたが、ふたご座流星群に続いて、1月4日(金)の夜明け前が【しぶんぎ座流星群」】の極大とされています。
2019年のこの日は、月明かりの影響がない好条件で、空の条件が良いところでは1時間あたりになんと、20個程度の流れ星が見られるとの予想がされています。
うしかい座とりゅう座の境界付近にある放射点から流れますが、うしかい座のすぐ近くに北斗七星があります。
北東方向を中心に広く空を見渡すのがおすすめです。