週末はレガッタ観戦&流星観賞はいかが?


週末の関東は快晴になるようです。
お出掛け日和ですね。

隅田川では春の早慶(慶早)戦、『戦第87回早慶対校競漕大会(早慶レガッタ)』が間もなく開催されます!開催日時は、隅田川に架かる言問橋〜新大橋上流間で、4月22日(日)午前9:00〜午後16:00です。
早慶(慶早)レガッタとは、ボート競技における早稲田大学と慶應義塾大学の対校戦のことです。野球、ラグビーと合わせて三大早慶(慶早)戦の一つに数えられています。1905年(明治36年)に早稲田大学が慶應義塾大学に勝負を挑んだのが始まりとなり、隅田川で開催されたのを機にその後も開催されていましたが、​後に戦争や隅田川の水質汚染などの影響で何度か中断を余儀なくされました。しかし、水質環境の向上が進み、1978年(昭和53年)より再び隅田川で開催され、以降は毎年春に行われています。
選りすぐりのメンバーが、ゴールである桜橋までの3,750メートルのコースを舞台に速さを競うメインレースの「対校エイト」を中心としたレースが行われ、メインレースの「対校エイト」は15時30分からの開催予定です。一般的に「早慶(慶早)レガッタ」という言葉は、このメインレースである「対校エイト」を指すそうですが、実際には「対校女子舵手付クォドルプル500メートル」、「対校舵手付フォア1000メートル」、を含めた全3種目の対戦で、OB・OG戦、招待試合等を含めると当日は10種目以上ものレースが行われます。
オススメの観戦ポイントは、すべての競技のゴールである「桜橋」だそうで、桜橋の周辺には、応援部・應援指導部による応援席やレース中継の大型ビジョン、公式大会グッズの販売から、大会本部があり当日は賑わいをみせます。無料で観戦が出来るので、浅草やスカイツリーへのお散歩コースに加えてみてはいかがでしょう。

隅田川での興奮の観戦の後には、夜は流れ星の観賞が出来るかもしれません。
4月22日(日)〜4月23日(月)の未明にかけて、『4月こと座流星群』が極大をむかえます!こと座は夏の大三角を作っている夏の代表星座の1つですが、4月の今ごろには22時から23時ごろには東の空に昇っています。当日の宵の空は上限の月が出ていますが、午前1時ごろには沈みますので、以降の時間は月明かりを気にせずに星空を観察することが出来るようになります。
晴れていれば、かなりの好条件で今年は観察することが出来ます。空が暗いところや視界の開けたところで1時間あたりに10個程度、空が明るいところや視界の開けていないところでは、半分くらいの予測です。身ごろは22日の23時ころから23日の夜明けとなり、極大の時刻は23日の3時ごろと予測されています。また、夜明け前にかけては放射点が高くなりますので流れ星がより見つけやすくなります。

こと座流星群は、かなり古くから記録の残っている流星群で、2000年以上も前の中国で最初に記録されています。活発な活動は紀元前687年や紀元前15年に見られた記録があり、1803年にはアメリカで15分間に167個の流れ星の出現数の記録があります。近年では、1945年に日本、1982年に北アメリカで活発な活動が1時間程度の間に観測されました。これ以降はあまり活発な目立った活動は捉えられていませんが、また突発的な活動が観測されるかもしれません。
春の夜空を眺めながら、少しづつ昇ってくる夏の星たちを待ってみませんか?
のんびり眺めている間に、流れ星が見つかるかもしれませんよ〜☆