記録も記憶も大事です!世界の名所を駆け抜けませんか?


明け方の惑星たちはいかがでしたか?
まだ観察のチャンスはありますのでチャレンジしてみて下さいね☆

冬と言えばマラソン。毎週末のように全国どこかでマラソン大会が開催され、学校でもマラソン大会がある頃ではないでしょうか。
今週末25日は東京マラソン2018が開催されます。第1回目は2007年に開催され、それ以前からあった東京国際マラソンやシティマラソンなどを1つにまとめて「東京マラソン」となりました。毎年約3万6千人が都内を走ります。3万6千人のランナーは多く感じますか?少なく感じますか?3万6千人は世界で2番目に小さい国家であるモナコの人口とほぼ同じです。モナコ国民が一度に全員走っていると思うとどうでしょうか。またランナーだけではなく、応援に駆けつける家族や友人、そしてランナーを支援するサポーター、大会スタッフたちを含めると更に多くの人々がこの日は東京に集まります。因みに当日の観衆は約200万人も集まるそうですから賑やかになりますね。
第12回目の今年は、2020年の東京オリンピックの男子マラソン選手を決定する対象のレースと言うこともあり、大注目のレースです!日本や海外の注目選手たちの走りを間近で見ることが出来ます。傾向としては30km過ぎるあたりから一気に選手たちが勝負にでることが多いようですので、ゆっくり選手たちを応援して見たいならば、30kmより手前の場所が良いそうです。
当日はマラソンの開催に合わせて、コースの沿道等ではランナーを応援する音楽演奏やダンス・民俗芸能などのパフォーマンスが行われ、メイン会場でも様々なイベントで大会を盛り上げるマラソン祭りもあるそうですので、普段テレビでしか見たことのない人も、今まで縁のなかった人も、週末は近くの沿道で応援してみたり、イベントに参加してみてはいかがでしょうか。

さて、東京マラソンのコースは昨年からゴールが東京駅に変わるなど大幅にコース変更がされて東京の街並みがより楽しめるようになりました。近年は自身の記録更新だけの為ではなく、街の景色や自然のコースを楽しめたり、ゴール後にその地域の特産品などが参加賞として貰える記憶に残るレースへの参加が人気だそうです。
大都市のみならず、カンボジアの世界遺産アンコールワットを走ったり、アラスカの大自然を走ったりするなど様々なコースがあります。「マラソン+観光」が一緒に出来るお得なツアーのような感じかもしれません。フランスのワイン畑を走るメドックマラソンでは給水所で地元産ワインが飲めたり、カリフォルニアのディスニーランドではキャラクターたちが応援をしてくれる楽しいハーフマラソンがあります。
面白いレースは他にもあります。タイではウェディングドレス姿の花嫁が走るレースがあります。優勝商品は結婚式+新婚旅行だそうですから最後まで気が抜けません。日本ではカラーランと言う、真っ白いTシャツを着用して走行中にカラーパウダーを浴び、鮮やかな色に染まりながらゴールする楽しいものや、コース上にある給水所が「給スイーツ所」となって200種類以上のひとくちスイーツが食べ放題なものもあります。そして、最も風変わりなレースは、紳士の国・イギリス発祥と言われている「エクストリーム・アイロニング」です。Extreme (危険な場所、過激な場所)でIroning(アイロンがけ)をする競技なんです。えぇ〜っ?と思うかもしれませんが、実際にある競技です。例えばキリマンジャロの頂上5800mまでの険しい山道を山道具と共に担いできたアイロンと、アイロン台(あと発電機など?)を使ってシャツに素早く美しくアイロンをかけそのタイムを競うのです。険しい山の上だけではなく、水深100mの海の中であったり、更にはサーフィンをしながらのアイロンがけと言う、そんなところで!?と驚いてしまうまさにExtremeな競技なのです。気になる方は世界の面白?競技を調べてみて下さいね!