ドクロが来たりドクロになってみたり・・・Happy Halloween!!


秋はきのこや栗、お芋が美味しい季節です。
皆さんはどんなお料理にしますか?

もうすぐ子どもたちの大好きなお菓子の大量配布&交換の時期です。
そうです、Halloweenです!
お菓子交換以外にも、たくさんのスイーツが店頭に登場したり、グッズや雑貨で部屋を飾ったり、メイクをしてコスチュームを着たりとわくわくしますね。

定番のお菓子と言えば、お子さんと一緒に一度にたくさん作れて袋詰めも簡単、そして大人数に配りやすいということで、クッキーやチョコレートのようです。
Halloween柄の可愛いキャンディも人気だそうですよ。

アメリカでの定番はキャンディアップルとキャンディコーンだそうです。キャンディアップルはりんご飴ですから、日本でも縁日などでよく見かけます。キャンディコーンはトウモロコシの粒に似た形をしていて黄・オレンジ・白と3色のグラデーションがHalloweenにぴったりなんだとか。ジェリービーンズで有名な会社さんのものが昔から人気だそうです。

Halloweenになると毒々しい色のカップケーキやアイシングクッキーであったり、スイーツ以外の限定メニューがたくさんありますが、普段は目にも止まらなかったり、体にわるそ〜な色〜、と思ってつい見てしまいそうな食べ物たちがHalloween時期になった途端に、可愛い〜美味しそう〜、と見えてしまうのですから不思議です。

Halloweenは今から約30年前、アイルランドからの移民によって伝わったもので1990年代にアメリカで流行しました。
その起源と言われているのが2000年前のケルト族の新年を祝うお祭サウィン(Samhain)ですが、キリスト教の影響など多様な文化風習を吸収して今のようになったようです。
11月1日は諸聖人の日と呼ばれ、10月31日のHalloweenはその前夜祭にあたります。
All Hallows Eve (諸聖人の日の前夜祭)が語源と言われています。
All Saints’ Day、All Hallows’ Day、 Hallowmasとも呼ばれ、
Hallow(神聖な)Eve(前夜)からHalloweenとなったという説が一般的です。

大人も子供も楽しい美味しいHalloween!!
楽しんで下さいね☆

Halloweenに関連して、とある惑星も再び話題にあがっています。

『2015 TB 145』

直径は約700m程の小惑星です。
太陽を周回する軌道周期は1112日で、約3年に1回、ちょうど今年です。
そしてハロウィンに近い11月頃に地球に最接近すると予想されています。

何がそんなに話題になったのかと言うと、「2015 TB 145」には別名があるんです。

「ハロウィン小惑星」、「スプーキー(不気味)」

え?どうして?と思いますよね。元々の正体は「彗星」で、太陽の周りを何度も周回しているうちに氷などの揮発性物質が全て溶けてしまい、中心核の岩石だけになったと考えられています。そしてこの岩石ですが、角度や向きなど観測する条件が整うと、黒い部分が凹んだ目鼻のようになり「髑髏(ドクロ)の顔」に見えるんです!
だから「不気味」なんて名前が付けられたのですね。

地球と月との距離は384,400kmですが、この小惑星は2015年の10月31日(ハロウィンの日)に486,000kmという月よりちょっと外側を通過して行ったことで、ハロウィンの日、宇宙から地球のすぐ近くにドクロが!!と話題になりました。

この小惑星は地球近傍天体(NEO)の1つです。数百万は存在すると言われているNEOのうち、これまでに1万個以上のNEOが発見されています。
私たちの住む地球の周りには、地球へ衝突した際に多大なダメージを与えることが出来るサイズの岩石が大量に漂っていることが分かってきました。それらNEOの95%が既に発見済みで、どれも近い将来、地球の脅威にはならないと判明しているそうですよ。

次に地球にドクロが襲来するのはまた3年後です。
NASAにると、前回今回ともに、このドクロの不気味ちゃん、地球への接近は危険なものではないそうです☆