明日は新月!旧正月!祭りも夜空も豪華盛大☆


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明日は旧正月です! 旧正月とは「旧暦のお正月(1月1日)」のことを指します。
2月15日(木)の今日は、旧暦の上では12月の大晦日にあたります。
日本ではあまり馴染みがありませんが、中国や韓国、香港、台湾、ベトナム、モンゴルなど日本を除くアジア圏では、この旧正月が1年で最も特別な日で盛大にお祝いをします。日本のお正月と同じ様にお休みとなり、年明けにちなんだイベントや行事が各国で行われます。他にも中国系住民の多いシンガポールやマレーシアなどでは、Chinese New Yearとして祝われます。旧正月は日本での名称ですので、中国では「春節しゅんせつ」、韓国では「ソルラル、クジョン」、ベトナムでは「テト」と呼ばれます。
日本でも年末年始は連休となり、家族で田舎へ行ったり、海外旅行へ行ったりしますよね。2月のこの時期にアジア圏の旅行者が多いのも同じ理由です。
ことろで旧正月の日にちは毎年同じではありません。2019年の旧正月は2月5日、2020年は1月25日です。ええっ??と思うかもしれませんが、簡単に説明すると“新月の日”だからです。旧暦は月の満ち欠けを1ヶ月の基準としているので、毎月のスタートは新月の日からとなります。つまり立春前後の新月の日が1月の始まり、旧暦の1月1日になります。また各国とは時差があるので旧正月の日にちが日本とずれることもあります。
週末は中華街などで春節を祝うイベントに出かけてみてはいかがでしょうか。
日本とは違ったお正月のお祭りが楽しめるかもしれませんね!

夜風の冷たさも日中の日差しのように少しづつ暖かくなってきました。
明日2月16日(金)は新月ですので、月明かりを気にせず夜は冬の星たちが楽しめます☆
さらに、未明から明け方の空では、星と惑星の共演を見ることが出来ます!
南東の空に黄色がかった明るい「木星」が見え、その少〜し低い位置には、さそり座の一等星「アンタレス」。そして、アンタレスに並ぶように「火星」が赤く目立っています。まるでさそりに2つの目玉があるかのように、または心臓が2つに増えたかのようにも見えます。さそりの尻尾の近く東の方へ視線を持っていくと、淡い色合いの「土星」も見えてきます。
ギリシャ神話では、火星は戦いの神・軍神アーレスのことで、ローマ神話ではマルスと呼ばれでいました。さそり座のアンタレス(antares)と言う名は、火星であるアーレス(Ares)に対抗(anti)するもの、火星に対抗するもの(anti Aresアンチアーレス)から来たと言われますが、元は「火星に似たもの」と言う意味から来たそうです。火星と似た赤い色合いの明るい星で、実際に火星が近くにいると見間違えてしまいそうなことから、アンタレスの名がついたそうです。
2月12日にアンタレスと最も近づいた火星は、3月になる頃にはアンタレスから離れて、土星へと近づいていきます。そして、4月上旬には火星と土星が最接近した姿が見られるようになります。今ならば「木星・火星・アンタレス・土星」がいっぺんに見える豪華チャンスです!お休みの日の朝は早起きをして日の出前の空を眺めてみませんか?